2009年2月アーカイブ

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 ブラジルで新産の水晶につくパープルトパーズです。結晶の大きさは5ミリ程度と小さいのですが、そのわりに色が濃く輝きも強いため、非常に美しい標本になっています。写真の結晶は両頭式になっています。



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 メキシコ Naica産の蛍石は6面体と8面体の結晶が複合しているのが特徴です。


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 肉眼では分からないのですが、ルーペで覗くと丸い泡が沢山見えます。中には動くものもあります。
泡入り蛍石です。



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 デグレスピグニー石(オーストラリア産)という石で原産地標本です。イットリウムを含むとても珍しい鉱物です。



Hiroki H.

新着品 1点もの

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 カナダ モンサンチラール産のカタプレイ石で、透明度の良いきれいな結晶です。



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 ナミビア ツメブ鉱山産の菱亜鉛鉱です。菱亜鉛鉱は肉眼的な結晶になることがないですが、本品は6角柱のシャープな結晶になっています。



Hiroki H.

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 鉄隕石のサビの除去、再研磨、エッチングによるウイドマンシュテッテン模様の再生、防錆処理をおこないます。料金は面積により¥2,000から。大きさ錆びの進行具合によってはできない場合もありますので、詳しくはお問い合せ下さい。

蛍石

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 立方体紫色の蛍石のまわりを犬牙状オレンジ色の方解石が覆っています。中国産。



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 強く蛍光することで有名なイギリスの緑色立方体の蛍石ですが、本品は水晶群晶の丘の上に霜降り状になって付いています。


蛍石で少し変わったものを紹介してみました。



Hiroki H.

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 コロンビア Muzo鉱山の標本です。今回のエメラルドは数千円から1万円台の手頃な標本が多数入荷しています。一般的な方解石タイプの他に、写真の黄鉄鉱を伴うもの、パリス石の標本も1点あります。



Hiroki H.

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 カザフスタン産の水晶でストロベリークォーツと呼ばれているものです。色の原因は微小な針鉄鉱のインクルージョンによります。インクルージョンは結晶方向にそって入っているので、スライスすると6方向に模様が出ます。初登場は10年くらい前だったと思いますが、流通量が少ないのと研磨品しかなかったため、なかなかご紹介が出来ませんでした。今回のツーソンではやっと未研磨の結晶をまとめて仕入れることができましたのでどうぞお楽しみに。

Hiroki H.

ダブル双晶

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 今回のツーソンではペルー産の日本式双晶が多数出回っていたのですが、その中から探し出した一品です。中央の水晶を軸に左右に双晶が出来ています。写真等で見たことはありましたが、実物を見たのは初めてです。全体のバランスが良く、とても美しい標本です。



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 さらに裏側にはおまけでミニチュアの双晶がもう一つ付いています!



Hiroki H.


 これでツーソンニュース2009は終わりです。今回仕入れた品は全て3月の新着品セールにて一斉に販売いたします。荷物はもう日本に届いたとのことです。帰国後すぐに梱包をほどいて、それぞれの標本を整理して、価格を設定しなければなりません。それにしても凄い円高ドル安で、いままでの円安がきつかっただけに、今回は気持ちよい仕入れができました。新着品の詳しい情報はそれぞれ用意ができ次第、ご紹介していきたいと思います。

 最後にツーソン市郊外にある山へ行ってサボテンを撮ってきましたのでどうぞ。
























Hiroki H.


 よく水晶に裏彫りしたカービングを見かけますが、これはもの凄く精巧に出来ていてもう芸術です。この像が一番小さく、他にも大きいのが多数ありました。



 左は日本式双晶の結晶、右はベローダ...式双晶?


 こちらも双晶なのですが、二つの双晶が重なっています。しかも一つは日本式双晶(左側)、もう一つはリヒテンシュタイン...式双晶? 水晶の双晶には確か十数種類ありますが、ほとんど実物を見たことがないので、すみません名前を知りません...日本に戻ったら調べます。


 昔産出したパパゴ石入り水晶のスーパーなコレクションです。昨年アホーの方は見つかっていますが、このパパゴはありませんでした。ちなみに全部写っていないのですが、すごい数でした、でも残念ながら非売でした。全部まとめてならいいよと言っていたような気もします。ただ小さいの一つでも数千ドルは確実だと思います。



 ミメット鉱の美しい標本です。これもボールシリーズですかね?この手の標本も現在は手に入れるのが難しいです...昔はそんなことなかったのですけど。


 いわゆるインカローズと言われている品で、菱マンガン鉱の鍾乳石をスライスしたものです。これも絶産なので、良い品はなかなかないです。価格次第ですけど、見付けたら手に入れた方が良いと思います。


 コロラドの有名なアマゾナイトと煙水晶の標本です。たぶん日本の方は知らないと思いますが、アメリカ人にとってはとても思い入れのある標本らしく、まさに桁違いの価格が付きます。ぱっとしない品で百ドル単位、少し良いと数千ドル単位、凄く良いと数万ドル単位という感じです。良く頼まれるのですが価格的に折り合いが付きません。たぶんスイートホームの菱マンガン鉱より高いです。




Hiroki H.


 メインショーの入り口です。ここは町の中心にあるコンベンションセンターで大きな建物です。



会場内の様子です。



 蛍光鉱物を集めてあるブースがありました。



以下特別展示の品々です。


 右奥の双晶のラベルにJAPANの文字が見えましたが、その他の所が手前の大きいブルートパーズに邪魔されて見えませんでした。


 ねじれ水晶特集です。



 ...ボール特集がありました。



 ねじれ水晶 その2
 


 見事にねじれています。 


 自然銀の結晶です。


 自然銀 その2


 蛍石の8面体結晶母岩付きです。



 母岩付きトパーズです。


 母岩付きでバランスの良いアクアマリン。


 スイートホーム鉱山の巨大な菱マンガン鉱。凄いですね!


 イリノイの蛍石です。


 南アフリカの菱マンガン鉱で、絶産の品です。



 これも巨大なリチア輝石です。



 方解石の双晶です。



 何に見えますか? 



 緑の緑鉛鉱、黄色の自然金、赤色の菱マンガン鉱...信号ですか?


 アダム鉱では緑の他にこの色も珍しいです。


 自然金の大きな結晶です。


ここからは各ブースの品々です。











Hiroki H.


17日目 晴れ

 昨日は一日休みました。そして今日はメインショーの初日です。1時間くらい前から入場待ちの長い行列ができます。残念なことにカメラは持って行ったのですが、記録メディアが入っていなかったために撮影ができませんでした。明日もう一度行きますのでその時に会場の様子を撮りたいと思います。

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 ナミビア ツメブ鉱山の銘品の一つでゲルマン鉱です。名前からも分かるように元素ゲルマニウムを含む珍しい鉱物です。独特の紫色を帯びた金属光沢が特徴ですが、ツメブ鉱山は既に閉山しているため手に入れるのが難しい標本の一つです。



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 ブルガリアの緑色透明の閃亜鉛鉱です。デマントイドやスフェーン以上ダイアモンドと同等の屈折率があって、分散度はダイアモンドよりも高いために、カットすると非常に閃光の強い輝きが得られます。スペイン産のオレンジのものは流通していますが、ブルガリアの方は40年近く前に鉱山が閉山しているために流通はきわめて少ないです。


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 ボールシリーズを集めています。何の石か分かります?一つは希少鉱物でもう一つはありふれた鉱物です。...白い方がストークス石、黒い方が方解石です。まだまだ集めます。



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 ザンビア産のアメシストで、カット用原石です。アメシストは光源により、赤紫系と青紫系に色替わりしますが、本品はそれが良く確認できます。ちなみに本品はカット用原石から選んでいるために安価ではありません。その代わり色が濃く透明度はもちろん良いです。




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 アリゾナのオリビンです。こちらもカット用の原石から選んだ品です。




Hiroki H.

15日目 晴れ

 今日は晴れたのですが、かなり寒かったです。セーターに上着も着ました。少し前まで半袖シャツ1枚で暑かったのがウソのようです。

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 ウクライナ産の貝化石中のアナパ石ですが、最近流通が減って価格が上昇しています。




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 ロシア産の十字石で本品は珍しい三連晶タイプです。ちなみにすぐ後ろの横に長いのが同じく十字石の単結晶です。




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 シベリア産キンバライト中のダイアモンド結晶です。本品は頼まれていた品ですが、入手が困難でやっと手に入りました。





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 パキスタン産ポルックス石のカット石です。ポルックス石はセシウムを主成分とするとても珍しい鉱物ですが、本品は50ctとかなり大きいです。
分析してみたところポルックス石ではなく水晶でした。3/4



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 ザガミ隕石のフュージョンクラスト付きエンドピースで約4gあります。昨日のアエンデもそうですが、有名な希少隕石は限りがあるので年々入手が難しくなります。



Hiroki H.

14日目 くもり

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 今日、今ままでの荷物を送ります。それにしてもかなりの量になってしまいました。



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 パレットが3個も必要でした。



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 今日も1日寒かったです。明日はまた雪が降るらしいです。そういえば日本からも多くの業者(鉱物系は少ないですが...)が来ていますが、ほとんど今日か明日で帰国してしまうようで淋しくなります。最近はメインショーまで残る人がほとんどいません。まあ、滞在費と予算を考えると確かに難しいと思います。



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 ブラジル産のトパーズです。大きさは6cm大くらいでしょうか。写真ではわかりづらいかも知れませんが、柱面のない両頭結晶です。トパーズは劈開完全なので通常は頭の反対側は劈開面です。本品は形だけ見ると一体何の結晶なのか頭の中が?で一杯になるでしょう。このような変わった結晶を見付けると鉱物はほんとおもしろいなと思います。



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 パキスタン産のペリドットです。写真の品は結晶でありませんが、きれいな結晶もちゃんと選んであります。
 

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 本品は...グリーンアメシストという名前で売られているものです。なぜアメシストなのかというと元々はアメシストだったためで、ある一定の温度で加熱するとこの色になるらしいです。本品はカット用原石の中から見付けたのですが、頭がきちんとあって天然の水晶だったことが分かる品をサンプル用に選びました。それにしても透明度が抜群に良いです。




Hiroki H.

13日目 雨

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 とうとう雨が降りました。気温も下がって山の上の方は雪が降ったようで白くなってました。写真は垂れ下がった雲(雨)に夕日があたっていたところを撮りました。



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 コロンビア産のエメラルドで、トラピッチになっています。母岩付きだし、結晶も数センチと大きいです。このような標本はお金を出せばあるというものではないので、とても貴重です。




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 ナミビア産のデマントイドです。全体のバランスがが良いのと、結晶が透明かつシャープでとてもきれいです。




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 この黒い石は何でしょう?ヒントはこの光沢、それから重さです...軽いです。
 
 実はダイアモンドです。通常のダイアモンドは単結晶(双晶も含め)ですが、本品は微小な結晶が集まった多結晶体で「カーボナード」といいます。ダイアモンドは硬度が10と最も硬い石である一方、完全な劈開があるため一定の方向には簡単に割れます。しかしこのカーボナードは多結晶体のため劈開がありません。つまり硬くて堅い、最も強靭な物質です。地球惑星科学的に成因などの研究がおこなわれています。またその頑丈さから工業的にも需要が高いです。
 ちなみにひすい岩とひすい輝石や大理石と方解石も結晶単体は割れやすいですが、緻密な集合体(岩石)になると頑丈で割るのはなかなか大変です





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 1969年にメキシコ・チワワ州に落下したアエンデ隕石です。炭素質コンドライトに分類される有名な隕石の一つです。隕石の特徴の一つであるコンドリュール(球)やCAIが良く観察できます。この隕石は太陽系初期の物質と考えられており、現在も世界中で盛んに研究がおこなわれています。




Hiroki H.

12日目 晴れ

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 今日も一日よい天気でした。でも来週は雪の予報が出ているとみなが言ってます。でもこんなに暖かいのにいきなり雪なんて想像ができません。この写真は高級標本専門の会場から山を撮りました。ここはダウンタウンから離れたリゾートホテルで山の麓にあります。



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 今回はペルーの日本式双晶がずいぶん出回っていました。処分品みたいなものから写真のように美しいものま色々あります。




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 メキシコ産のアダム鉱です。通常は黄色いのですが、本品は銅を含むことで美しい緑色に発色しています。でも産出は黄色に比べるとずっと少ないです。


Hiroki H.

11日目 晴れ

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 ニューヨーク州ハーキマー産のハーキマーダイアモンドという名前の水晶です。短柱両頭式の特徴的な結晶ですが、現在は世界のの数カ所で同じ手の結晶が産出しています。本品のように二つ以上の結晶が連なるのもハーキマーの特徴ですが、このようなタイプは今のところここだけかも知れません。ただ残念なことに、母岩が硬い岩石のため、採取時のショックで大抵は結晶同士が外れてしまいます。そのためこのような品の場合は肉眼では分かりませんが、ほぼ確実に接着剤を使用して修復してあります。



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 コロンビア産のトラピッチエメラルドです。本品は分離品のスライスですが母岩付きの大きな結晶があってどうするか迷っています。



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 ブラジル産。透明な菱苦土石の結晶の上につく、灰電気石の結晶です。菱苦土石のこのような結晶は世界的にとても珍しいですが、その上に灰電気もとなると、どちらが主役か分からないほど興味ある標本です。



Hiroki H.



 今日は会場を巡らずに、鉱山を巡りしました。 


 
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 ツーソンから北へ車で1時間ほど走ったところに標本の産地名として良く出てくるレイ鉱山(銅鉱山)があります。道を走っていくと突如山の中に巨大な煙突がそびえ立ってます。


 
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 数年前に来た時には正面ゲートまででしたが、今回は鉱山全体を一望できる展望台に入ることが出来ました。露天掘りの巨大な穴が見渡せます。粉塵が上がっているので、曇った感じがしてます。矢印の先にダンプカーが映っているのですが、これの大きさが三階建ての家に相当します。露天掘りがいかに大きいかわかります。




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 そのダンプカーのタイヤです。ちなみにダンプカーもタイヤも日本製です。


 
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 鉱山の周りには果てしなく続く巨大なズリがあります。展望台もそんなズリの中にあるのですが、所々にある水たまりがずいぶん青いです。そして干上がった部分には...



 
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 たんばん(カルカンサイト)ができていました。



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 このような黄鉄鉱は無数に落ちています。他にも水色で皮膜状のクリソコラなどがありました。


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  レイ鉱山からさらに1時間ほど北上したところに、トルコ石で有名なスリーピングビューティーがあります。ここは鉱山には入れませんが、町に直営店があり購入することができます。



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 今度はスリーピングビューティーから東に30分ほど走ります。そうするとサンカルロスのオリビン台地があります。この写真で走っている所は平らなのですが、これでも山のてっぺんなのです。


 
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 この台地を掘り下げると玄武岩があって、その中にオリビンのノジュールが入っています。写真の上下は3mくらいでしょうか。かなり大きな壁です。


 
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 その壁を、切り崩して小割にしたこのようなのが大量に落ちています。


 
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 ノジュールの内部には希に部分的に透明な所があります。サンカルロスの人々はこれで1cm以上の大きさの部分だけを宝石用に採掘しています。



 

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 大抵の人はペリドットとしてか興味がないと思いますし、実際市場に流通しているのもオリビンだけです。しかしここでノジュールをよく見ると濃い緑色ないしほとんど黒いものがあります。これは輝石のノジュールで宝石としての価値はありませんが、オリビンとともに惑星科学の研究サンプルとして価値があります。


 注) オリビン台地はアパッチ族・リザベーションエリア内の非公開地区に指定されており、立ち入りには特別な許可が必要です。


 
 明日は超高級ディーラーによる桁外れの標本専門の会場がオープンします。ふつうでは目にすることができない標本見ることができます。またふつうの標本でも完全結晶であったり、全体のバランスが良かったりすると、まさに桁違いの値段が付けられています。日本では安かろう悪かろう的な傾向がありますが、こちらでは良かろう超高かろうという感じでしょうか。そして明日は頼まれた品があるので、一番に行かなければなりません。



 

Hiroki H.

9日目 くもり

 やっと気温が下がって楽になりました。今日から宝石系の会場がオープンしました。一つはコンベンションセンターが会場になっているAGTAで、ここは1週間後に鉱物のメインショー(TGMS)が開催されます。もう一つはAGTA前の空き地に巨大なテントを建てた会場GJXです。宝石系のメインショーとしては歴史のあるGLDAというのがもう一つありました(今は郊外へ移転)。珍しく初日に入場したのですが、全体的に人が少ない感じでした。やはり不況のせいでしょうか。一日中歩き回りましたが、特別なものは残念ながら見付けられませんでした。いいものがあると疲れを全然感じないのですが、こうなるとどっと疲れます...ふ~。



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 アメリカ オレゴンのサンストーンです。透明で真っ赤なのを選びました。鉱物としてはAlbite~Anorthiteシリーズの曹灰長石 ラブラドライトに相当しで色は自然銅のインクルージョンによるものです。



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 同じくオレゴンのオパールです。


Hiroki H.

8日目 晴れ

 相変わらず暑いです。蒸し暑くはないのですが、日差しが強烈なので日射病にならないように気を付けなければなりません。


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 ブラジル産のくさび石です。部分的ですが透明度の良いところがあって、特有の反射(分散度大)が楽しめます。


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 マダガスカル産のコーネルピンです。カットされたものは良くあるのですが、この石の鉱物標本(原石)はなぜか極端に流通が少ないです。カット用原石を扱っているお店で見付けました。本品もカット用原石なので結晶は定かでないですが、透明度は抜群に良いです。そのため本鉱の2色性もはっきりと確認できます。 



 鉱物の集め方にも色々あると思います。水晶を集める人、金属系を集める人、宝石系を集める人、全ての鉱物を集める人、結晶で集める人、他にも色々なテーマが考えられます。ところで今日は頼まれていた希土類元素を含む鉱物を丹念に探しました。珍しい鉱物ばかりなので苦労しましたが、結構集めました。ちなみに私は今、球体系を集めようかと思っています。そのうち公開しますので、お楽しみに。




Hiroki H.

7日目 晴れ

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 日なたで石を見ていると倒れそうになるほど暑いです。だいたいまぶしすぎて石の色がよくわかりません。困ったものです。



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 最近人気のあるエチオピアのオパールです。



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 ロシア産の母岩付きアレキサンドライトです。結晶ははっきりしてませんが色替わりの良い品を選んであります。
 



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 パキスタン産の母岩付きピンクトパーズです。きれいで人気があるのですが、それ以上に高価なためになかなか入手出来ません。とりあえず小さめで安価なものを一つ。



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 カスタムメイドの巨大なファセット研磨機です。写真右下に携帯とドップを並べてあるのがわかるでしょうか。もの凄く大きな石をカット出来ることが分かると思います。既にSoldになってました。
 モンスターマシンの横に中古ですがファセット研磨機の出物があったので、思わず購入してしまいした。本体と備品のフルセットにオプションのダイアルインディケーターとランプまでついています。通常は現在の円相場で取り寄せ費用等も含めて40万円ほどするものです。ファセット研磨機を検討中の方はこの機会にいかがでしょうか、いいものですよ。

6日目 晴れ

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 もう一週間快晴が続いています。日差しもどんどん強くなっていくような気がします。ツーソン市は砂漠のまっただ中にありますが、北側に標高2000m級の山があって山頂付近にはスキー場まであります。下の砂漠には木がなくサボテンだらけなのですが、一歩山に入ると針葉樹の森があってもう別世界です。


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 町のダウンタウンにあるクリスタル・ビル(本当の名前は知りません)、水晶の結晶をイメージして建てたらしいです。ツーソンらしいですね。


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 アメリカ アーカンソー州産の銀星石です。この産地の品は銀色ではなく緑色が特徴ですが、今回の品は産出したばかりのもので、透明感のある良い標本です。



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 メキシコ産の弗素燐灰石です。ここの品は見た目の美しさの割にはずいぶん安価なので、お勧めです。


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 これは問題の石です。もともと数年前に出回りはじめた時にはPoldevaartiteとされていたのですが、最近の報告ではOlmiiteもまじっているとのことで、見た目では分からないため正確な名前を付けるには分析が必要です。それにしてもこの丸さといい、色や透明感といいまるでアメ玉です。



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 アメリカ ニューメキシコで産出した新しいカラーバリエーションの蛍石です。結晶は不完全ですが、青と紫の微妙なグラデーションがなんともかわいらしい感じです。そのまま穴を開けてアクセサリーや飾りなどに使えそうです。

Hiroki H.

5日目 晴れ

 今日は結局、トップジェムへは行かずに。やはり今日からオープンする別の会場を数件まわりました。日中かなり気温が上がってTシャツ一枚でもかなり厚かったです。また週末ということもあって人手がかなり増え、駐車するのが一苦労でした。



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 菱マンガン鉱の結晶です。有名なスイートホームではなく、最近よく産出している中国のものです。見た目はスイートホームにそっくりですが、プレミアが付いてないので手頃です。




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 オレンジ色の藍晶石で、前回のミュンヘンショーの時に3本仕入れましたが、今回はまとまった量が出ていたので、透明度の良い物をじっくり選びました。産地はタンザニアのスペサルティンと同じですが、色がそっくりです。



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 インド産のグリーンアポフィライトです。小ぶりながら透明で美しいのを選びました。



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 タンザニア産のトルマリンです。いわゆるクロムトルマリンと呼ばれている品の一種で、たぶん灰電気石ではないでしょうか。見た目が黒くてパッとしませんが、薄くスライスすると緑色に、厚くスライスすると赤色になります。つまり厚みによって緑から赤に色が変わります。何とも不思議な現象です。やはりクロムが原因でしょうか、クロムフィルターに似ています。




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 南アのアホー石入り水晶の小ぶりで手頃なのがありました。少し詳しく聞いてみたら鉱山が再開して採れているわけではなく、周辺でポケットを探しているとのことでした。そして今回のは昨年に約10年ぶりに開けたそうです。ポケットはなかなか見つからないようですが、開けた時は巨大なので一度にたくさん採れるそうです。今回のポケットは今までにない小結晶が多数採れたのと、全体的に透明度がよいことが特徴です。ちなみに開けたのは二つだそうです。その後もみんなこぞって探しているけど誰も見付けられていないそうです。そうすると次のポケットはまた10年後なのでしょうか。いずれにしてもコンスタントに採れるものではないようです。
 写真の品は特級品です。この産地の品としてはこれ以上は望めないくらいに結晶面がシャープで、もちろん研磨は一切されていません。そして申し分ない透明度、本当に美しい標本です。大きさはというとワインボトル2/3くらいでしょうか。



Hiroki H.