2013 Tucson Show News No.3

 今日は快晴で日中の気温24度と少し暑い感じになりました。毎年2月に入ると暑くなってきて、日中はTシャツで過ごせるようになります。ただ、夜間は10度を切るので、上着も持ってでないと辛くなります。

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斜灰れん石(クリノゾイサイト) ペルー
 石英の隙間に数ミリ大の結晶が集合して付いています。ルーペで確認すると先端部がピンク色透明で予想以上にきれいです。斜灰れん石の結晶は珍しいです。


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重晶石 ペルー
 重晶石は通常、立方体ないしその角を落とした形の結晶で立体的なイメージがあります。しかし時に平板状に結晶することがあり、知らないと「何これ?」という感じになりますが、実はスピネル式双晶によりこのような形になっています。
 
 

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リチア輝石(クンツァイト~ヒッデナイトのバイカラー) アフガニスタン
 今回、新産の一つ。アフガンのリチア輝石はたくさん出回っているので、珍しくありませんが、この標本は緑とピンクのバイカラーでバリエーションとしては珍しいです。ただ問題はこれが自然発色かどうかということです。放射線で色味を濃くしているのがあるので注意が必要なのですが、今回の標本は色味と2色の混じり方に不自然さがなく良しとしました。もう一つの問題「紫外線による退色」に関してはかなり不安を感じますが、相手の業者は「大丈夫だと」当然ですが言っていました。一応帰国したら試してみようと思います。


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金の結晶 南アメリカ
 自然金(等軸晶系)も当然結晶するのですが、模型的な標本を実際に見る機会はほとんどなく、雑誌やネット上の写真でしか見たことがないと思います。ツーソン等のショーでですと一部のトップディーラーのショーケースの中に数ミリ大の標本があります。ただ価は当然ハイクラスなので、手に入れて紹介できるものではありません。昨年のミュンヘンショーで知り合った業者で「結晶、ツーソンに持って行くからと...」ということがあって、今回は明瞭な結晶を数個ですが手に入れることができました。当店でもきちんと紹介するのは初めてではないでしょうか。


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自然金 南アメリカ
 興味深いのは金緑石(クリソベリル)の3連晶に似た結晶があることで、スピネル式双晶によるようです。


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 朝一で撮影したので写真に人影がありませんが、今日はどこの会場も賑やかでした。