2013 Tucson Show News No.4

 日差しがとても強い1日でした。屋外だと石を見てもまぶしすぎて目が痛いです。今年はサングラスを忘れてしまい辛いです。今日オープンする人気会場があり行ってみたところ、10社程度の小さい会場なのですが、その中のある業者に笑えるくらい日本の業者が集中していました。求めているものはみな同じと言うことでしょうか....




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菱亜鉛鉱 New Mexico
 この産地の菱亜鉛鉱は丸い感じに美しい真珠光沢が特徴でアメリカではとても人気があります。どういう訳か日本では今ひとつ人気がないようです。たぶん割高に見えるのだと思いますが、それだけアメリカでは評価されていると言うことでもあります。ただ、現在は産出していないようで、出回っているのはいずれも昔の標本です。




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灰鉄ざくろ石(メラナイト) ロシア
 真っ黒なわりに結晶面の輝きが強く、きれいな標本です。色の原因は微量のチタンによります。




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ぶどう石 南アフリカ
 ...? ぶどう石とのことです。色はマンガンによるとのことで、産地(N'Chwaning)としてうなづけますが、戻ったら確認してみます。1980年に一度産出したきりで、その後は無く幻的な標本のようです。それにしてもこの見た目では初見でぶどう石だと言える人はいないのではないでしょう。少し赤みの強い結晶はイネス石、無色でキラキラしているのは魚眼石です。




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 ツール・研磨関係が集まっている会場です。あの有名なDiamond PacificのマシーンをはじめA級からC級品まで各種ダイアモンドディスクやパウダー、ダイアモンドカッター、メタルボンドディスク、セリウムオキサイドフィルムが手に入ります。メタルボンドやセリウムオキサイドフィルムは宝石のファセットカットにおいてとても重要なアイテムですが、日本では手に入りません。ダイアモンドパシフィックのカボション研磨機は日本から個人で直接注文できるのでお勧めです。性能は国産よりはるかに優れていて一度使うとやめられません。価格も安いです。個人輸入の壁はありますが、ぜひチャレンジしてください!ちなみにお勧めはビックフットかジェニーで、違いは大きさで、ポイントはそれぞれのメリットが片方のデミリットになります(ピクシーはお勧めしません)。




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 帰路方向にあり、いつも夕日に赤く染まっていく頃に眺めつつ帰ります。