2013 Tucson Show News No.5



 今日もまた人気あるディーラが一つオープンしました。小さい会場なのにオープン前にはたくさんの人が並んでおり入れるかどうか心配でしたが何とかなりました。このような状況はどこでも一緒ですね、コレクターの心情としては仕方ないですが...


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トパーズ メキシコ
 この産地のトパーズは1cm前後の赤みを帯びた結晶が集まっているのが特徴です。トパーズ自体は無色透明で、赤色は針状のルチルインクルージョン(産地情報として)によります。他に無色透明の玉滴石を伴うことがあり、これは紫外線で緑色に蛍光します。




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アウゲル石 ペルー
 アウゲル石の標本は流通が少なく良品の入手は難しいです。色は本来無色で肉眼的な大きさに結晶することも珍しいです。有名産地としてはカナダのRapid Creekがありますが、色と透明感はこちらの方が優れていると思います。また水晶群晶との組み合わせも標本として品があっていい感じです。




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キャニオン ディアブロ隕石 Iron
 有名な鉄隕石というと「ギベオン」や「ムオニオナルスタ」「カンポデルシエロ」「シホテアリン」がありますが、これらが有名なのは流通量が圧倒的に多いためす。一方キャニオンディアブロが興味深いのは落ちたときのクレーターがきれいに残ってることです。しかも簡単に見学でき、隕石衝撃の凄さを感じることができます。またこのツーソンから車で行ける距離でもあります。

グーグルマップ→

2011年に訪れたときのNEWS→

 この隕石からは4種の鉱物(Moissanite, Krinovite, Haxonite, Lonsdaleite)が新鉱物として発見されています。新鉱物が登録(始めに発見)されている隕石はごく一部です。


 ところで鉄隕石(塊)のイメージというと誰もが「真っ黒な塊」だと思います。しかし実はこれ、人工的に酸化皮膜を作ったもので、サビ防止(鉄のフライパンと同じ)と隕石らしいイメージ(ヒュージョンクラスト的な)のためです。採れたての状態は茶色いサビの塊といったとこでしょうか...。カナブラシないしサンドブラスター等でサビを除去しますが、もちろんサンドブラスターの方が自然な仕上がりです。